表参道の土地めぐり11億詐取未遂 ライターら4人逮捕
東京・表参道の土地所有者の委任状を偽造するなどして不動産投資ファンドに架空の土地取引を持ちかけ約11億円をだまし取ろうとしたとして、東京地検特捜部は26日、詐欺未遂と有印私文書偽造・同行使容疑で、フリージャーナリストでコンサルタント会社「ワクマック」(東京都千代田区)取締役、二瓶絵夢容疑者(31)と、同社社長、市川和久容疑者(45)ら計4人を逮捕した。
市川容疑者は以前、元国会議員秘書を名乗っていた。
二瓶容疑者らは別の貿易商社からも、土地取引に絡んで約5億5000万円を支払わせており、特捜部が立件に向け捜査を進めている。
調べでは、二瓶容疑者らは平成18年10月中旬から12月ごろにかけ、東京都渋谷区神宮前の土地・建物の所有者の委任状など5通を偽造して東京都千代田区の不動産投資ファンド社長に見せ、所有者から売買を委託されたように偽装。売買代金110億円の内金名目で11億円をだまし取ろうとした疑い。
二瓶容疑者らが、所有者に一度も会わせようとしないため、ファンド社長が不審に思い、犯行が発覚した。
土地は東京・表参道に面し、表参道ヒルズに近い一等地。ファンドが地上げ対象として注目していた。容疑者の1人は「所有者と親戚(しんせき)だ」とうそを言って信じさせていた。
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